G-SHOCK(腕時計)の電池交換は自分でしよう

電池について

腕時計の電池にはリチウム電池と酸化銀電池とがあります。リチウム電池はデジタルウォッチ用で大きく、酸化銀電池はアナログウォッチ用で小さいのが特徴です。

 

腕時計の電池を交換する際に裏蓋を開けた場合、ほとんどの場合は電池のプラス側が見えることになります。腕時計用の電池は、その大きさだけでなく厚みや電圧もそれぞれ違ってきます。この直径や厚み、電圧の3つが合致していないと、腕時計の電池を交換することは出来ませんので注意しましょう。

 

直径が同じであっても、本来の電池より厚い電池を入れてしまった場合には蓋が閉まりませんし、逆に薄い電池を入れてしまった場合には、電池がムーブメントと裏蓋との隙間で動いてしまいます。この場合、瞬間的に電池が外れた状態になるわけですので、時計は次第に遅れていきます。

 

また、直径と厚みが同じであっても、電圧のが違った電池を入れてしまえば回路を壊すことになります。腕時計用の電池を取り扱う時に注意すべきことは、電池のプラス側とマイナス側、すなわち表と裏を指で触れないようにすることです。

 

そうすると電池が放電してしまい寿命を短くしてしまいます。したがって、電池を取り扱う場合には、プラスチックのピンセットを使用するのが良いということになります。

 

また、電池に刻印されている数字は、その電池のサイズを表しています。数字の頭2桁が電池の直径であり、後の2桁が電池の厚みを表しています。